読書記録

「育休中になにか資格とるぞ!」と意気込み、長女の産休に入り約1か月のなんでもできる無双期間を経て産後の痛みや夜間授乳なれない家事育児に奮闘して、勉強なんかしている暇あるか!!!!!

ほんと、育休中になにかを成しえる人々すごすぎる。体力が違うのかな、Youtube見ていると素敵なママが暑くても寒くても子供とともに公園に行ったり、勉強したりほんとうに尊敬。

何かを成し遂げたいという気持ちと、疲れ切った毎日の間でわたしがひそかに目標としたのが週1読書です。

もともと本を読む習慣がなかった私ですが、育児本や自己啓発本を読むことなら何とかできそうと、薄いものや興味があるものを少しずつ図書館で予約して借りることとしました。

図書館で借りることのメリットは、費用が0円であることはもちろん、返却期限があることだと思います。私のような怠惰な人間は返却期限がなければ永久に読書できません。実際に図書館での貸出待ち人数が多い本や取扱がなかった本をメルカリで購入したらさあ大変 週1冊読むべきなのに、次々来る図書館本に押されて積読になりました

図書館で借りた本なら、せっかく借りたのに読まずに返却するのはもったいない精神で飛ばし読みでもなんとか目を通す不思議。ポイントは貸出の本が切れないように予約をし続けること

今日はレイチェルカーソンのセンスオブワンダーについて

完璧にパーソナライズされた私のインスタでおすすめされた本です。レイチェルカーソンといえば、「沈黙の春」のイメージですが(読んだことはない)、センスオブワンダーは子育て世帯にも読みやすく、本自体も薄く、文章が詩的で美しいとのことでおすすめされた通り読んでみました

. 本の概要

  • 書籍名: 『センス・オブ・ワンダー』
  • 著者: レイチェル・カーソン
  • ジャンル: 自然エッセイ、環境文学
  • 出版年: 初版は1965年、邦訳版はその後も複数出版されています。

2. レイチェル・カーソンと本書の背景

  • 著者の紹介: レイチェル・カーソンは環境保護運動の先駆者として知られる生物学者・作家です。彼女の代表作『沈黙の春』は、農薬の危険性を広く知らしめ、環境保護運動の契機となりました。
  • 本書の背景: 『センス・オブ・ワンダー』は、カーソンが自然との触れ合いを通じて得た感動や気づきを、次世代に伝えるために書かれたエッセイです。彼女が甥のロジャーと共に過ごした自然体験が基になっており、大人が子供に自然の素晴らしさを教える際の手引きとしても評価されています。

3. 印象的な部分

もし、あなた自身は自然の知識をほんの少ししかもっていないと感じていたとしても、親として、たくさんのことを子供にしてやることができます。 たとえば、子どもと一緒に空を見上げてみましょう。そこには夜明けや黄昏の美しさがあり、流れる雲、夜空にまたたく星があります。子供といっしょに風の音を聞くこともできます。それが森を吹き渡るごうごうという声であろうと、家のひさしや、アパートの角でヒューヒューという風のコーラスであろうと。そうした音に耳をかたむけているうちに、あなたの心は不思議に解き放れていくでしょう。レイチェル・カーソン「センスオブワンダー」より

子供たちが持つ自然への純粋な驚きと興味を大切にし、それを大人が奪わないようにすることの重要性を強調していて、すごく森に行きたくなりました。レイチェルカーソンの素敵な素敵な文章を私の語彙で表すことが難しいのですが、子どもとの自然時間をとりたくなる1冊でした。

思いたったら即行動!早速夜庭にでて、家族四人で星空観察する時間をとりました。空は晴れていて、時刻はまだ7時を過ぎたところでしたが夏の終わりを感じるような薄明るい空に夏の大三角形を見つけて長女に星が見えるねと語り掛け、ああなんて素敵な時間だ自己満足に浸ること5分、長女から一言

「おうち入る」

子育てむづ!!!え、自然体験に感動するんじゃ、あれ何?これなに?みたいな理想的展開にならなかったけど懲りずに森に行きたい、多分、この気持ちが持てば

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